傘立て煙突ガードを自作 作り方解説|薪ストーブをサーカスTCにインストール

※本ページにはプロモーションを含みます。

どうも、サーカスTCを買ってしまった勢いで薪ストーブまでポチってしまったTAMAです。

もはや僕も立派なキャンプ沼の住人です(笑)

 

冬キャンプでテントの幕内に薪ストーブを導入するって一つの憧れみたいなものがありますよね!

というのも薪ストーブを幕内に入れるという行為はリスクも伴う分なかなかハードルが高いからですね。

 

薪ストーブを幕内で使用する場合のリスクは主に以下の2点です。

  • 煙突の熱によってテントが焦げる、または燃える。
  • 狭い密閉された空間で薪を燃やすことによって一酸化炭素中毒になる。

 

きちんと煙突の熱処理が出来ていないと大切なテントを焦がしてしまったり最悪火災のリスクもあります。

また、狭い密閉された空間で薪を燃やすと一酸化炭素中毒となり最悪死亡する危険性も出てきます。

こういったリスクを全て解決できて初めてテント内で至福の薪ストーブキャンプが味わえるわけですね。

 

薪ストーブをテント内に入れる際に煙突の熱からテントを守るには「煙突ガード」と呼ばれるパーツを使用します。

煙突ガードは自作例が多くあり、ネットにも情報が出ていたりしますね。

今回は傘立てを使った煙突ガードのDIYにチャレンジしてみましたので作り方をご紹介します。

煙突ガードとは

出典:Amazon

煙突ガードとは煙突に取り付けてテントの幕と煙突の間に空間を作ることによって熱を逃す役割のパーツです。

上の画像のようにメッシュ上の筒形のものがスタンダードな形です。

煙突ガードの中に煙突を通してネジで締め付けて固定する仕様ですね。

DIYでの煙突ガードは傘立て型か木製A型が主流

DIYで作れそうな煙突ガードについて調べてみたところ「傘立て型」と「木製A型」が主流のようです。

傘立て型は既製品に近い形状かつ熱に強いステンレス製なので人気みたいですね。

木製A型は作り方が簡単で手軽に作れますが、木製なので熱に負けて焦げてしまったという例もあるようです。

僕の場合はサーカスTCにホンマ製作所のクッキングストーブを縦に煙突を伸ばしてインストールしたかったので形状的に傘立て型で製作しました。

傘立て型

木製A型

出典:https://ryoma00.at.webry.info/201612/article_14.html

傘立て煙突ガードの作り方

こちらの記事では傘立てを使用した煙突ガードの作り方を説明していきます。

選ぶ傘立てにもよりますが製作費は約2,000円程度で作ることが可能です。

準備するもの

  • 傘立て
  • ボルト8個(煙突の径と傘立ての径から計算して長さの足りるボルトを用意して下さい。)
  • ナット16個
  • ニッパー
  • 丸ノコなど金属を切断できる工具
  • ハンマー

煙突ガードの製作におすすめの傘立てをご紹介します。

僕は出来る限り安全マージンを取りたかったので直径の大きい太めの傘立てを選びました。

①傘立ての底部分を切断

まずは傘立ての底板を工具を使用してくり抜きます。

僕の場合は丸ノコを持ってなかったので電動ドリルで穴を一周グルっと開けてニッパーで地道に切断するというとんでもなく無駄に時間と労力を使う方法でくり抜きました。

正直途中でやめたくなるほど面倒な作業でした(笑)

ちなみに底板がくり抜けさえすればどんな方法でも構いません。

実践される方は間違いなく丸ノコなどの電動工具を用意することをおすすめします。

工具をお持ちでない場合はホームセンターの工具レンタルサービスを利用しましょう。

②底板の切断面をハンマーで叩いて処理

①で切断した断面ですが非常に鋭利な状態で危ないのでハンマーなどで叩いて内側に曲げて処理しました。

煙突に取り付ける時に手を切るなんて嫌ですからね。

③ボルトを取り付ける位置に穴あけ

メッシュ部分に穴を開けてボルトを通せるようにします。

4本のボルトで煙突を挟み込むようにして固定するので穴の位置が対角になるように気を付けながら印を付けてニッパーでメッシュを切って穴を開けます。

この時に穴のサイズに気をつけて下さい。

穴が大きすぎるとボルトが抜けてしまいますので小さめに空けて下さい。

④ボルトを通してナットで止める

③で開けた穴に内側からボルトを通します。

その際に2個のナットで挟み込むようにして固定します。

これを上下で合計8箇所通したら完成です。

完成

完成した煙突ガードがこちらです。

煙突を通してボルトを回して固定する際に煙突が動いてしまって固定するのが難しいですがなんとかホールドすることが出来ました。

自作煙突ガードを使用してサーカスTCにインストールしてみた

煙突ガードが完成したので実際にサーカスTCの幕内にインストールしてみました。

大切なサーカスTCが焦げたらどうしようと若干ビビりながら実践です。

写真のとおり無事にインストールに成功しました!

サーカスTCはダブルジップになっているので簡単に煙突を上に出すことが可能です。

本当によくできたワンポールテントですね。

人気がありすぎて品薄続きなのも納得です。

 

僕は慎重なタイプなので煙突ガードを装着する部分にさらにサーモバンテージを巻いて断熱処理を施しています。

サーモバンテージ+煙突ガードの組み合わせだとかなり断熱効果が高くてオススメです。

 

幕内で薪ストーブに火を入れて暫くして煙突ガードを手で触ってみましたが全然熱くありません、むしろ冷たいぐらいでした。

自作の傘立て煙突ガード大成功ですね!

今回かなり太めの傘立てを用意したので幕から煙突までの距離も不安感がない程度にあってこれなら安心して使用できそうです。

細身の煙突ガードは試したことがありませんが、念には念を入れて安全マージンを取っていおいた方が安心できますよね。

取り付けが凄くやり辛かったので後日改良しました

今回製作したボルトを使用した傘立て煙突ガードの弱点はとにかく煙突に取り付ける際に不安定で固定できるまでに時間がかかることです。

その点を改良するべく二つ割金具を使用した改良版を制作しましたのでこちらも是非ご覧ください。

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まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は傘立てを使った自作煙突ガードの作り方についてご紹介しました。

キャンパーなら誰しもが憧れる冬キャンプのテント幕内での薪ストーブ。

今回自作した煙突ガードで見事実現に成功しました。

皆さんも薪ストーブを購入された際には是非参考にしてDIYにチャレンジしてみて下さい。

DIYなんてメンドクサイっていう方は最近ホンマ製作所の純正煙突ガードが出ているみたいですのでとりあえず試してみてはいかがでしょうか?

 

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